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大田区 保育園 東矢口きぼうのいずみ保育園

お知らせ

とうきょう すくわくプログラム実践報告2026年7月

執筆者の写真: 東矢口きぼうのいずみ保育園
東矢口きぼうのいずみ保育園
7月24日
読了時間: 4分

1.活動のテーマ <テーマ>

「お祭り」色彩感覚を養いながら見立て遊びを楽しむ


<テーマの設定理由>

今月のテーマは「お祭り」。

「焼きそば」と言えば、ソースで味付けした茶色の麺を思い浮かべるかもしれません。でも私は虹色に染色しました。敢えて子ども達の予想を覆す事で、子ども達の興味を引き出す為です。見た目は違えど、トングを使ってトレイに盛り付ければ「焼きそば」に見えてきます。また、食品サンプルのフルーツに透明感のあるゼリースライムをかければ「フルーツ飴」になります。

遊びの中で“見立てる”事の面白さや楽しさを感じられるようなアクティビティを考えました。


2.活動スケジュール

次回活動日 9月24日

「秋の魅力」をテーマにしたセンサリープレイ


3.探究活動の実践

<活動のために準備した素材や道具、環境の設定>

・ライトテーブル ・透明トレイ ・染色したマロニー(6色) ・トング

・スチロールトレイ ・ゼリースライム(蒟蒻ゼリーを一度溶かし冷やし固めたもの)

・食品サンプル(苺、さくらんぼ、パイン) ・スプーン ・おかずカップ(透明)

・丸桶(直径50cm程) ・金魚(ゴム製) ・寒天(2色) ・ポイ ・レンゲ

・バグキャッチャー ・向日葵の造花 ・レジンアイテム ・お祭り用装飾


ライトテーブルを利用した光遊びでは、光を通すマロニーやゼリーなどの食材を用いて、それぞれ「焼きそば」と「水あめ」に見立てました。蒟蒻ゼリーを使用したことで香りや味も好評でした。


前回子ども達に大人気だった水を利用した遊びでは、実際の金魚すくいで使用するポイを用いることで破れないように工夫してすくう姿が見受けられました。また前回の反省から子ども達の転倒を防ぐ為にバスタオルを桶の周りに敷き、足の裏をすぐに拭けるようにしました。



<活動の内容>

「焼きそば」に見立てたマロニー遊びでは、掴む・移す・盛り付けるの一連の動作を繰り返し「出来た!」という達成感が味わえます。また、トングを使うことで手指の巧緻性を育むことも期待出来ます。

「フルーツ飴」に見立てたゼリースライム遊びでは、好きなフルーツと好きな色の飴を自分で選ぶことで、遊びながら選択する力を育みます。

「金魚すくい」の水遊びでは、ポイが破れないようにどうしたらよいかを考えます。物事に対して慎重になることの大切さを遊びながら伝えます。また、水や寒天のひんやりとした冷たさやぷるぷるとした感触を言葉にしながら共有することで、語彙力の向上が期待出来るほか、幸福感も与えられます。





<活動中の子どもの姿・声、子供同士や保育士との関わり>

今回で5回目となり、センサリープレイの時間に対する期待値がどんどん上がっていることが子ども達の表情から伝わってきました。

「今日は何をするんだろう?」…そんな子ども達のワクワクに応える為にも、今回の虹色の「焼きそば」は良いアクティビティだったと思います。

トングは初めから上手に使えるわけではなく、繰り返し遊ぶ中で上達していました。トレイいっぱいに盛り付けると誇らしげに「先生、見て!」「先生、食べて!」と持って来てくれました。0歳さんやトングを使えないお子さんは手掴みでマロニーのひんやりとした感触やぬるっとした感触を楽しんでいました。感触遊びが苦手なお子さんも先生やお友達が触れているのを見て、勇気を出して触ることが出来ました。


「フルーツ飴」作りでも先生と子ども達の会話が沢山飛び交っていました。

「どのフルーツにする?」「美味しそうだね!」など、先生方の言葉掛けが自然と生まれていたように感じます。甘い香りに誘われてつまみ食いするお子さんも居て、「甘い♡」と嬉しそうな笑顔を見せてくれました。


金魚すくいでは、ポイに苦戦しながらも紙が破れずに取れた時の達成感に溢れた顔が沢山見受けられました。前回同様に水面を叩いた時の水しぶきを楽しむお子さんや手でぐるぐるとかき混ぜて水流を眺めるお子さんも居ました。


活動の後半には、一人のお子さんの閃きから金魚のいる桶にマロニーが投入されました。そして「ラーメン」に見立てるとラーメン屋さんがオープン。マロニーを掴むと勢いよく振って、湯切りをするような遊び方が見受けられました。飛び散る水に子ども達も大喜びで、見立てて遊ぶことの面白さを伝えることが出来たなぁ、と感じられる瞬間でした。



4.振り返り

<振り返りによって得た先生の気づき>

今回も乳児さんと幼児さんが合同で体験していただく形をとりました。乳児さんは幼児さんの遊び方をよく観察していて、真似て遊ぶ姿が沢山見受けられ、良い刺激になっていると思います。


次回は乳児さんの園児数が増えたということで、乳児さん向けのアクティビティが多めになるかと思いますが、その中でも幼児さんの為にツールを準備し、空け移し遊びなど集中して取り組める環境も整えます。

また、センサリープレイが初めてのお子さんには無理に触らせず、本人の興味を示したタイミングで遊べるように見守ります。




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